Theoretical Sociology

太郎丸博のブログです。研究ノートや雑感などを掲載しています。(このページは太郎丸が自主的に運営しています。京都大学の公式ページではありません。)
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日本社会学会大会 「報告原稿」システムの改正を求めて

すでに日本社会学会の研究活動委員会には同様の内容をお知らせしたが、広く公論を喚起する意味で、経緯も含めて書いておこう。

私は今年度の日本社会学会大会の一般報告の申し込みをしたのだが、先日、日本社会学界の事務局から、報告原稿を修正するよう「お願い」された。私の報告原稿はタイトルと発表者名のほかは、グラフと表しかないものだったので、これは「原稿」にあたらないという判断だったようである。けっきょく私はこのお願いをお断りし、学会は私の報告原稿をそのまま受理した。合計3往復メールのやり取りがあったが、仔細は省略する。おそらく、日本社会学会サイドとしては、報告要領には「報告原稿には文章を書け」と明記していない以上、本人が拒否するならば強制はできないという判断だったのだろう。

このような問題が起きる背景には、現行の報告原稿を50部印刷して当日配布せよという規則がある。そもそもこの規則を改正すべきなのではないだろうか。以下は、私が日本社会学会研究活動委員会幹事あてに送ったメールの一部である。

なお、一会員として要望を申し上げます。現行の報告原稿を2ページでまとめさせて当日印刷して配布させるルールそのものを再検討していただければ幸いです。この報告原稿は多くの場合、研究成果を聴衆に理解してもらう上で役に立っていません。大半の報告者は、申し込みの後に報告の内容をブラッシュアップするので、報告原稿が古くなってしまうためです。私の場合は、分析結果が確定しているので、報告原稿の枠でそれを配り、あとはパワーポイントなどを使って報告することを考えたわけですが、現実にはそのようなケースはほとんど存在しないでしょう。大半の報告者は、追加資料という形でレジュメを作り、それを使って報告しています。つまり、ルールによって強制的に報告原稿を配布させることで、無駄な印刷物を大量に生み出すことになっています。また、実際には報告原稿を当日配布しない会員もいます。

私も当日印刷して配布しなければならないという制約がなければ、そちらから要望があったような形で報告原稿をまとめていたと思います。当日印刷して配布というルールをなくしてしまえば、問題はずいぶんと緩和されると思うのですが。

あるいは2ページではなくてもっと長い原稿を求めれば、申し込みの時点でかなり準備を整える必要があるので、報告までの間に大幅に内容が変更になるということは減るのかもしれませんが、日本の社会学界の慣行にてらすと、やや発表のためのハードルが高すぎるような気もします。このあたりは発表申し込み数と大会開催校のキャパシティなどの問題もあるので、私には判断できません。

個人的な好みから言うと、4〜6ページ程度の報告要旨だけの提出を義務付けて(つまり報告原稿は廃止)、要旨集の印刷も廃止して、要旨集はPDFファイルでWEB上で公開というのが、理想的です。こうしてもらえると、参照も簡単ですし、要旨集も邪魔になりません。発表の記録も残ります。大会の前に要旨をWEB上で公開すれば、会員は事前にチェックしてどの報告を聞きに行くか検討することもできます。J-STAGE ではこういったシステムを提供しているようですし、いったん軌道に乗れば、それほどたいへんなシステムではないのではないでしょうか。

いろいろ勝手なことを申しあげましたが、よろしくご検討ください。
そもそもなんで、報告原稿をそのまま印刷して当日配布なんてルールができたんだろう?
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